模試の答案を拝見すると、記述欄が真っ白なお子さんが本当に多い。「書けないから捨てている」状態です。しかし難関中学ほど記述の配点は大きく、ここを捨てると合格は遠のきます。
まず知っておいていただきたいのは、記述問題は満点を取る問題ではなく、部分点を積み上げる問題だということです。採点基準は要素ごとに配点されており、半分の要素が書ければ半分の点が来ます。白紙は0点ですが、不完全な答案は0点ではありません。
「なぜですか」と聞かれたら文末は「〜から。」、「どういうことですか」なら「〜ということ。」、気持ちを問われたら「(出来事)によって(気持ち)になっている。」。設問の型に対応する答えの型を先に決めれば、書き出しで迷わなくなります。
いきなり書き始めるから手が止まります。先に、答えに入れるべき要素(材料)を本文に線を引いて集める。心情記述なら「きっかけの出来事」と「気持ちを表す表現」の2つ、理由記述なら「直接の理由」と「その背景」。材料が揃ってから、型に流し込むのです。
記述だけは、独学での上達が難しい分野です。自分の答案のどの要素が足りないのか、なぜこの表現では伝わらないのかは、自分では見えないからです。逆に言えば、書く→添削→書き直すのサイクルさえ回れば、記述は最も確実に伸びます。
当塾では毎日の課題に記述を組み込み、答案を毎回プロが添削して返します。数週間で答案の密度が目に見えて変わります。白紙の記述欄は、伸びしろそのものです。
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