算数の模試は解き直しをすれば力になります。しかし国語は、同じ文章が二度と出ないため、「もう一度解く」だけでは次につながりにくい。国語の復習には、国語専用の方法が必要です。
模試の復習で見るべきは、文章の内容ではありません。その文章を読んでいたときの自分の頭の動きです。具体的には、間違えた設問ごとに次の3つを特定します。
① どこで読み違えたのか(本文の該当箇所に戻り、線を引く)。② なぜその選択肢・その記述を選んだのか(自分の思考を再現する)。③ 正解に至るには、どの一文に気づく必要があったのか。
この3点分析を毎回やると、「自分は心情の転換点を読み飛ばす癖がある」「言いすぎ選択肢に弱い」といった、自分の失点パターンが見えてきます。偏差値を動かすのは、この失点パターンの潰し込みです。
当塾で日能研の全国公開模試の国語偏差値が49→56→64と上がった小6生も、名進研の実力テストで46.0→66.2まで上がった小5生も、特別なことはしていません。毎日の課題で「根拠に線を引く読み方」を体に入れ、模試のたびに答案をプロと一緒に分析し、失点パターンを一つずつ消していっただけです。
模試は受けっぱなしなら偏差値の記録にすぎませんが、答案分析とセットにすれば最高の教材になります。次の模試の前に、まず前回の答案を開くところから始めてください。
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