物語文は読めるのに説明文になると点が取れない。あるいはその逆。ジャンルによる得点差は、中学受験国語の「あるある」です。説明文が苦手な子に共通するのは、一文一文は読めているのに、文章全体の構造が見えていないことです。
「しかし」が来たら、この後に筆者の言いたいことが来る。「つまり」が来たら、直前の内容の言い換え・まとめが来る。「たとえば」が来たら、具体例なので主張はその前にある。接続語は、文章という道の標識です。標識を意識して読むだけで、どこが主張でどこが例なのかの区別がつき始めます。
段落ごとに、何の話か(話題)を2〜3字でメモしながら読む。読み終わったら、筆者が一番言いたいこと(主張)を一文で言ってみる。この訓練を毎日の課題で続けると、初見の文章でも数分で骨組みがつかめるようになります。設問の多く(要旨、言い換え、理由)は、この骨組みから出題されるのです。
入試に採用される論説文は、常識に対して「実はそうではない」と切り込む文章がほとんどです。だから「一般論(〜と思われがちだ)→逆接→筆者の主張」という型が非常に多い。この型を知っている受験生は、一般論の部分を主張と取り違えません。選択肢の誤答は、まさにこの取り違えを狙って作られています。
構造で読む力は、一朝一夕にはつきませんが、毎日短い文章で訓練すれば数か月で必ず身につきます。そしてこの力は、中学入学後の国語、さらには英語長文の読解にまでそのまま活きる、一生モノの技術です。
プロ家庭教師online頂の中学受験国語コースは、志望校過去問直結の課題を毎日LINEでお届けし、プロが毎回添削します。1週間の無料体験で「毎日コツコツ」を実感してください。
LINEで無料体験(1週間)を申し込む